自宅や職場に潜む「チリダニ」はこんなに怖い

季節外れの咳やくしゃみが気になるなら

(写真:kuro/PIXTA)

花粉症の季節はとっくに過ぎているのに、くしゃみ、咳、鼻づまりなどの症状が続いている……。そんな方は、デスク周りを見直してみましょう。パソコンや電話、書類の間にホコリが溜まっていませんか?

オフィスやご自宅などの家屋内には「チリダニ」が生息しており、行政機関も、アレルギー性鼻炎やぜんそくなどの原因「ダニアレルゲン」として注意を促しています。心当たりのある方は、まずデスク周りを掃除し、ついでに食生活も見直してみましょう。

1グラムのホコリに3000匹!

オフィスや、人家、ホテル、病院、映画館、バスや電車の座席など、人が集まる家屋内には必ずチリダニ(ヒョウヒダニ)という目に見えない小さなダニが生息しています。

「ハウスダスト」という言葉がすっかり定着しましたので、咳やくしゃみ、お子様のぜんそくの原因として、家屋内のホコリの存在があることは、なんとなくご存知かもしれません。しかし、「たかがホコリ」と思ってはいけません。ホコリ1グラム中には約3000匹のダニと約100万個のカビ胞子が含まれているのです。

チリダニは体長約0.2~0.5ミリと肉眼では見えないため、ヒトの口や鼻に入ってきて、アレルギー症状を起こします。また、目の粘膜につくと結膜炎や目のかゆみ、皮膚につくと皮膚炎やかゆみ、ひどい場合はアトピー性皮膚炎などに発展することもあるようです。

チリダニは、カーペットや椅子など、フカフカしたものに付着します。髪の毛やフケ、食べこぼしのパンくずなどをエサとするため、毎日、知らず知らずのうちに育ててしまっているかもしれません。吸血性のダニではないので人を刺したりはしませんが、花粉と同様、体調不良につながりかねない「目に見えない敵」なのです。

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