「成果ゼロでの転職」からは何も得られない 将来の自分を想像して熱くなるな!

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将来につながることを現在やれるわけです。にも関わらず、今の仕事に集中できないのは、なんとももったいなく思えます。「将来とは今の積み重ね」でしかありません。今を疎かにしては輝かしい将来へは決してつながりません。

現在の職場では海外駐在のチャンスは無いのかもしれませんが、海外企業との交渉等の経験、海外におけるビジネスのやり方や慣習の理解、親会社と子会社の立場の理解やコミュニケーションのポイント等々、学ぶことは多いはずです。

すぐに会社を辞めて武器を持たないまま海外駐在を希望して転職活動しても、採用する側へのアピールが何もありません。そうでなく、実績や経験を積み、それが海外駐在にあたってどんな価値を生み出せるのか、そういったアプローチで自分自身の価値を採用する側に売り込む必要があるのです。

努力を継続しよう

ご自身の努力の方向性を明確にしましょう。そして、まずは「今現在」評価される人間になりましょう。

もちろん、新しい分野に何も経験無く飛び込む勇気が求められるシーンもあります。かつての私自身もそうでした。しかしながら中村さんはすでに実績を残していない転職をしていますので、どんな事でも良いからまずは実績を残すべきです。そうでないと採用上マイナスはついてもプラスが付くことはありません。

そのためには、少しの努力ですぐ結果が出るとは考えずに、努力を継続しましょう。「努力とはチャンスがめぐってきたときにそれをつかむ為の準備である」。前述の『非学歴エリート』において私は努力をそう定義しました。

なりたい自分と現在の自分が現時点において違うからと言って、転職等で環境「だけ」を変えれば良いわけではありません。なりたい自分に向かって役に立つことで現時点で出来る最大限の、そして正しい努力をすべきなのです。チャンスは誰かが与えてくれるものではなく、自分でつかまないといけないものですから。努力家の中村さんの事です。正しい方向性に向かって、粘り強く進むことで明日は拓けてくるはずです。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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