社内転職:仕事内容よりも「ボス」の資質を見極めよ

 

事業を伸ばすために必要なことは「代わりがいる」「誰にでもできる」という発想に転換することだと言われています。どんな事業でも、そこでかかわるスタッフが売れる仕組みをつくることがとても大切なのです。よって、特異な才能ではなく、凡人の努力で売れる仕組みづくりにこだわりを持ったボスのいる事業だけが、大規模な成長を遂げるのです。

たとえ、力技の中から創業しても、組織で戦えるブランド力の構築や営業体制の整備、商品自体のシンプル化などをしていかなければ、人材を増やし、事業を成長させることはできません。

(1)「松井秀喜選手のような1人の4番バッターと他は経験の浅くて打てない打線」 と
(2)「全員がホームラン15本、2割5分の打線」

企業は、(2)の体制が経営の理想の形です。(1)はむしろ松井選手が抜けたら本当にどうにもならないのでリスクが高い危険な状態といえます。

できない人の気持ちがわかるのではなくて、普通の人が普通にできる仕組みをつくることが大事。ソコソコの力のある人の底辺を伸ばしてあげることが大事と考えて基本に忠実なマネジメントを心掛けるボスに注目してください。

 

※写真はイメージです。本文とは関係ありません。

 

 

高城 幸司(たかぎ・こうじ)
1964年10月21日、東京都生まれ。86年同志社大学文学部卒業後、リクルートに入社。6期トップセールスに輝き、社内で創業以来歴史に残る「伝説のトップセールスマン」と呼ばれる。また、当時の活躍を書いたビジネス書は10万部を超えるベストセラーとなった。96年には日本初の独立/起業の情報誌『アントレ』を立ち上げ、事業部長、編集長を経験。その後、株式会社セレブレイン社長に就任。その他、講演活動やラジオパーソナリティとして多くのタレント・経営者との接点を広げている。著書に『トップ営業のフレームワーク 売るための行動パターンと仕組み化・習慣化』(小社刊)など。

 

 

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