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ライフ #商業施設で変わった街

「以前より衰退している」とは言われるが…おしゃれで美しい街「代官山」。イメージを作った2つの施設の"正体"

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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八幡通りと旧山手通りの間にある細い路地には、セレクトショップや飲食店が軒を連ねている。平日でも若者や外国人観光客の人通りがあり、ここにもストリートスナップを撮る人がいる。

山手通りと八幡通りの間にある路地(筆者撮影)
平日でも人通りがある(筆者撮影)

代官山を歩いていると、メイン通りを進む途中で細い路地に寄り道したくなる。気になるお店を見つけたくなる。そんな街歩きの楽しさがある。

街への深い理解と新たな価値により「代官山T-SITE」はシンボルになった

従来代官山のおしゃれなイメージを形作ってきたのは、「ヒルサイドテラス」や「代官山アドレス」、そして周囲の路地に並ぶファッションや雑貨、食の店舗が中心であった。そこに「代官山T-SITE」が書籍をはじめとした「生活提案の拠点」を持ち込んだことで、より幅広い層が訪れる街になった。

代官山の街へ深い理解を示しつつ、新たな価値を付加したからこそ「代官山T-SITE」は街に受け入れられ、代官山のシンボルになったのだ。

当初の「代官山T-SITE」では、書籍とともにレンタルCDやDVDが主力だったが、動画配信サービスの普及や働き方の変化を受けてレンタルを廃止し、21年に「シェアラウンジ」の旗艦店を導入した。

TSUTAYAのフラッグシップとして時代とともに発展してきた「代官山T-SITE」は、代官山のシンボルであり続けるのか。今後の変遷が楽しみな施設である。

【後編】「空きテナントが増えている」「衰退してる」と言われるが…代官山はいつ、なぜおしゃれな街になったのか?その意外な経緯

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