久しぶりに「東京ソラマチ」から東京スカイツリーを見上げると、上京したばかりの頃を思い出した。東京スカイツリーに登ったとき、「東京に来た」と実感したのだった。
東京スカイツリーによって押上・業平橋エリア、ひいては東東京は、下町らしさを残しながらも吸引力のある街に変わった。だが、街を変えたのは東京スカイツリーだけではない。ふもとにある「東京ソラマチ」の果たした役割も大きい。
なぜ「東京ソラマチ」の役割が大きいと言えるのか。その理由を探っていく。
商店街のような街歩きができる
「東京ソラマチ」は、東京スカイツリーとともに2012年5月にオープンした。約300店舗を構える都内最大級の大型商業施設である。
押上駅からもつながっており、改札を出ると「TOKYO SKYTREE TOWN」の入り口が現れる。そこから大きなエスカレーターを上った先に現れるのが、「東京ソラマチ」の目玉「ソラマチ商店街」だ。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら