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ライフ #商業施設で変わった街

「再開発?金太郎飴ビルを作るだけでしょ」と思われがちだが…"東東京"を「吸引力のある街」に変えた施設の実態

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  • 坪川 うた ライター・ショッピングセンター偏愛家
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石畳風の床と、木をあしらった内装により、名前のとおり商店街のような雰囲気。しかし、商店街らしさを形作っているのはそれだけではない。

「ソラマチ商店街」を歩いていると、お土産店や酒店があったと思えば、革製品の専門店やアンパンマンの子供服店がある。「マリオンクレープ」や「たこ家道頓堀くくる」などの食物販もあれば、「THE KISS」や「サマンサタバサプチチョイス」といった雑貨もある。このテナントの雑多さが、商店街らしさを感じさせる。

「ソラマチ商店街」のフロアガイド(出典:「東京ソラマチ」公式サイト)

商店街の特徴はいくつか挙げられるが、ひとつは「自然発生的」である点だ。商店街は自然発生的に商店が集まったものであるため、さまざまなお店が雑多に並んでいる。

一方、ショッピングセンターは計画的につくられている。このフロアは若者向けファッション、ここは飲食ゾーン、子連れファミリー向けのゾーン……というように「ゾーニング」と呼ばれる設計をして、デベロッパーが意図的にテナントを選び、配置していく。

「ソラマチ商店街」は雑貨と食物販、大手チェーンと個性的な店、子ども向けと若い女性向けなど、バラバラなテナントが混ざっていることで、「どんなお店があるのかな」とわくわくする。まるで下町の商店街を歩いているかのような楽しさが感じられるのだ。

スカイツリー観光客の満足度を高めている

「東京ソラマチ」の中でほかに目玉となっているのが、2階にある広い食物販ゾーン「フードマルシェ」だ。スイーツをはじめとした、ありとあらゆる食品のショーケースが輝くデパ地下のような空間である。

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【ユニークなテナントが軒を連ねる】

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