「2000円、3000円のラーメンを作りたいと思ったことはない」…ラーメン界のカリスマが始動、1杯790円でも儲かる「古き良きラーメン店」の秘訣
「これから食べるラーメンがどういうラーメンかをお客さんに先にインプットしていただくことが大事です。食べる前から“これは美味しそうだな”って思わせたいんです」(小宮さん)
では、本題だ。なぜ790円で出せるのか。答えはシンプルで、790円を先に決めて、逆算しているからだ。
・賃料は売上の10%以下
・減価償却費も10%以下
・営業利益10%が残ればOK
平井のこの物件は、すでに減価償却が進んでおり、賃料も抑えられている。その結果、本来30%に抑える原価率を40%までかけられる余裕が生まれた。
「やみくもに安くしているのではなく、使えるところに、ちゃんと使っているだけです」(小宮さん)
初期投資に気をつけて、勝てる設計をする
ラーメン店を出すにあたって、最も気を付けておくべきこととして小宮さんが強調するのは、初期投資だ。工事代は先払いで、店が潰れても戻らない。だから、ここだけは失敗しないように徹底的にやるべきなのだ。
居抜きでいいのか、オールカウンターなのか、ホールのスタッフが不要になるような設計ができるか、など、安くラーメンを提供するには、スタッフの人数を増やさなくていい動線を作ることが絶対条件だ。
「デビュー戦は、絶対に負けちゃダメなんですよ。安いラーメンをやりたいなら、安い場所を探すのではなく、勝てる設計をすることが大事です」(小宮さん)
それが小宮一哲の答えだ。


















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