「年収億超えのエリートが闇落ち」 社員100人超が31億円詐取、スーパーエリートたちがなぜ?《プルデンシャル生命》が抱えた「危険すぎる構造」

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プルデンシャル生命
前代未聞の不祥事が発覚した、プルデンシャル生命。関与した社員は100人を超えるといいます(写真:HIT1912/PIXTA)

外資系生命保険大手のプルデンシャル生命保険は、社員や元社員ら100人超が、およそ500人の顧客から総額31億円の金銭をだまし取るなどの不正行為を行っていたことに関し、1月23日午後に記者会見を開く。

改めて、異例とも言える大規模な不正行為を生み出してしまった“根深い病巣”が浮かび上がってきたように思う。

不祥事を生み出す「3つの階層」

企業で不祥事が起きる階層には、大きく下記の3つが存在する。

1. 企業の体質や慣行によるもの
2. 経営者によるもの
3. 従業員個人によるもの

3つ目の従業員個人が単独で起こした不祥事で、かつ企業側が把握できなかった事案では、問題を起こした従業員が逮捕されるなり、解雇されるなりすれば、収束することが多い。

多数の社員を抱える企業では、企業の管理体制がいかにしっかりしていても、問題を起こす社員はどうしても出てきてしまう。

今回のプルデンシャル生命の問題も、起きた現象だけを見ると、3つ目の個人による問題行為であるように見える。しかし、実際は1~3までのすべての階層で問題があったと言える。

逆に言えば、だからこそ問題は根深く、ここまで大きな事態に発展してしまったのだろう。

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