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ライフ #「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち

「親から託された実家はもう見せられない」「絶対バレたくない…」 20代女性がひた隠す"異常な生活"

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仕事柄、身なりにはそれなりに気を使っているし、会話もそつなくこなす。コミュニケーション能力も高いため、周囲は彼女がゴミ屋敷に住んでいるとは思わないだろう。ゆえに「助けて」と誰にも言えない環境ができあがってしまった可能性もある。

「片付け」は自分と向き合う第一歩

「どうしよう、どうしよう」と、あれだけ住人の女性がパニックに陥っていた現場だったが、スタッフ3名による片付けは、わずか1時間半で終了した。モノが積み上がっていたわけでも、ゴミが踏み固められていたわけでもないこの現場は、イーブイにとっては「軽い作業」だった。

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積み上がっていたコンビニ弁当の山が消え、床が見えるようになると、部屋は見違えるように広くなった。依頼通りの「生活感を残した」家具配置により、これならいつ親が訪ねてきても不自然には思われないだろう。

作業中、二見氏はゴミの中からプリクラや学生時代の写真を見つけ、依頼者に確認をとった。「捨てていい」と言われていたものだが、あえて残すことにしたという。

寝起きしていた痕跡があった2階の寝室(写真:「イーブイ片付けチャンネル」より)
わずかな生活感を残して、すっかりきれいになった(写真:「イーブイ片付けチャンネル」より)

「今日の片付けはやっぱり感情が入ります。僕も彼女くらいの年齢の娘がいてもおかしくない歳ですから。あれだけパニックになって、勇気を振り絞って電話をしてきた姿を見ると、何かしてあげたいなと思うんです。

人間、他人を批判するのは簡単です。でも、自分の非を認めて謝ったり、向き合ったりするのはすごく勇気のいることです。彼女は自分と向き合おうとしていました。そういう姿勢って、僕は評価されるべきことだと思うんです」

清掃を終え、綺麗になった部屋を見た依頼者は、安堵の表情を浮かべていた。胸を撫でおろしたその姿は、1つの呪縛から解放されたようでもあった。

あまり使っていなかったのか、ゴミはあるがもともと汚れてはいなかったキッチンも元の状態に(写真:「イーブイ片付けチャンネル」より)
足の踏み場がなかった玄関からの廊下もご覧の通り。これで両親が突然やってきても何も気づかれないだろうか(写真:「イーブイ片付けチャンネル」より)

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