幻の天空都市《マチュピチュ》行きの"列車"が大パノラマで驚いた!現地を旅して歴史に触れる「贅沢な旅」

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旅する世界史教室
世界中の旅行者を魅了し続けるマチュピチュを紹介します(写真:Buuchi/PIXTA)
「幻の天空都市」「失われた都市」と呼ばれる神秘的なペルーの遺跡・マチュビチュ。
今回は、海外ツアー専門旅行会社での添乗員経験を経て世界史講師となった山本直人さんが、旅行に同行しながら各地の名所や文化を案内する書籍『旅する世界史教室』 より一部抜粋・再構成のうえ、世界中の旅行者を魅了し続けるマチュピチュを紹介します。その歴史に触れつつ、一緒に旅していきましょう。

聖なる谷をめぐる

本日はマチュピチュへ移動です。まずは列車の中間駅オリャンタイタンボをめざします。クスコの北西部、オリャンタイタンボまでの地域は「聖なる谷」とよばれ、インカの遺跡が点在しているけれど、どこからめぐればいいのでしょうか?

―ツアー会社に頼んでタクシーをチャーターしました。オリャンタイタンボ駅まで列車の発車時刻に間に合うように行ってもらいます。英語でやり取りする必要があるけど……。

先生:いやー、旅慣れしてきましたね。じゃあ列車は自分で予約したんですか?

―はい。HPから簡単に予約できましたよ。マチュピチュには連泊したかったんだけど、現地発のツアーだとなかなか2泊のものが見つけられなかったんです。

今日は聖なる谷をめぐろうと思うんですが、おすすめのコースはありますか?

旅する世界史教室
『旅する世界史教室』P.225より
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