【40代で差がつく】成功者語る"人生を本気で遊ぶため"の「趣味の極意」、固くなる頭を刺激する脱・社畜術

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私の誕生月が7月なので、毎年7月から1年間の新たなテーマを設定するのだが、去年はオペラで、今年からはチェスだ。まったく関連がないランダムなテーマ設定なのは、気軽に始めて気軽に終わる、が目的だからだ。

オペラについては、もともとクラシック音楽が好きなので関連するテーマでもあり、モーツァルト、ヴェルディ、プッチーニなどの好きな音楽に合わせて、演劇ファッションや美術といった「総合的な芸術」を学ぶと同時にこれらの認識を持つに至った。

モーツァルトの『フィガロの結婚』は音楽を聴くだけでも楽しさを感じるが、ストーリーなども絡むオペラで見ると、よりドタバタ恋愛模様とリンクして楽しめるし、長崎を舞台にしたプッチーニの『蝶々夫人』で当時の日本の様子を垣間見たり、蝶々夫人をリメイクしたミュージカルの『ミスサイゴン』(ベトナムが舞台)などを考えれば、歴史は繰り返す、なんて言葉がふと頭に浮かんだりするものだ。

フランス料理とオペラ作曲家の関係を知る

加えて、例えば好きな料理と絡んでフランス料理のロッシーニとオペラ作曲家のロッシーニの関係を知ると、オペラ作曲家から美食家への華麗なる転身という今でもやってのけられない離れ業は尊敬に値し、さらに興味を持つきっかけになったりもする。

いずれにしても、毎年新たなテーマを探求し、新たな視点や教養を身に付けるというのは、歳を重ねて頭が固くなりがちな自分の視野や視点を強制的に広げる効果もあると思うので、今後もできる限り続けていきたいと考えている。

尚、今年からチェスの探究を始めたきっかけは、街を歩いていたらとあるブティックのショールームにチェスボードが飾ってあって何となく気になったから、という単純なものである。好奇心こそが身を救うではないが、やはり行動力は大切だ。

さて、ここからは私が長期にわたって活動している遊びについて説明しよう。一番長いのはバイクだろうか。16歳からなので、かれこれ30年以上にわたる趣味になる。

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