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「判決は死刑のみ」の最も重い罪とは? 強盗殺人より"罪深い"、いまだ誰も裁かれていない日本の絶対タブーな犯罪行為の中身

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日本の刑法は、さまざまな刑を用意していて、その中には、死刑や無期懲役も含まれる。無期懲役の場合は、その名の通り、期間に定めはないから、刑務所で50年過ごすことにもなりうるところなんだ。

ただ、懲役の年数を決めて判決を言い渡す場合、これを有期懲役っていうんだけれど、懲役50年という判決はありえないんだ。

日本では有期懲役の上限が決まっている

なぜかというと、日本では、有期懲役は最長30年ということが、刑法によって決まっているからね。

アメリカでは、懲役100年なんて判決もありうるけれど、日本では、30年を超えるものは一律無期懲役という判決で統一している。

実際、無期懲役によって収監された日本の最長記録は64年ということだ。

【まとめ】日本の有期懲役は30年まで
要点1 だから判決で懲役50年とすることはできない
要点2 懲役30年を超えるものは無期懲役になる
要点3 日本の無期懲役で実際に収監された最長記録は64年

※刑法の改正により、令和7年6月から、従来の「懲役」と「禁錮」は廃止され、「拘禁刑」に一本化されました。しかし、読者により馴染みのある文言を選択し、本文中の会話と解説では、「懲役」という語を用いています。法令上の現行名称は「拘禁刑」であることにご留意ください。

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