「給料が減っても後悔なし」週休3日を選んだ女性に訪れた"想定外の喜び":月曜日が楽しみになるドイツ流「4日労働制」の神髄
「プラスアルファの1日」を「自分の好きなこと」に使う
ユリアさんはドイツの大学を卒業後、ウェブデザイナーとして2年間のフリーランスの期間を経て、新聞社の子会社で10年前から「週休3日」で働いています。
日本では「週休3日」という言い方がされますが、ドイツではVier-Tage-Woche(週に4日働くシステム)と言います。
ユリアさんは言います。
「私の場合、『週休3日』にすることで、給料が5分の1少なくなったのだけれど、週休3日にしたことをまったく後悔していないの。これからも続けるつもり」
ユリアさんは、自分が自由に使える「プラスアルファの1日」を有効活用し、「自分の好きなこと」に使っています。
まず「週休3日」の生活になって、ユリアさんはヨガの先生になるための職業訓練を受けました。
そして3年かけてヨガのインストラクターの資格を取り、今、ユリアさんは自分が休みの金曜日にヨガを教えています。さらに、今から数年前にはWanderleiterin(登山をする際の引率者)の資格も取りました。ユリアさんの場合、「週休3日」による時間ができたことで、趣味が高じた資格取得につながっているのです。



















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