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月額数百円から 「スモールオフィスの選び方」 懐事情や人員体制、事業に合った選択が肝要

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自社の懐事情や人員体制、ビジネスに合ったオフィス選びが肝要だ。

セットアップオフィスとシェアオフィスの室内の様子
使いやすい家具や什器のそろったセットアップオフィス(左写真:サンフロンティア不動産)や、多様な共用設備が特徴のシェアオフィス(右:東急不動産)が増えている

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40~50代のセカンドキャリアとして注目されるのが「スモールビジネス」の開業だ。必要な資金は手元にある50万円で十分。まずは副業を始めながら、最適な事業を探してみよう。本特集では副業・開業のヒントをお届けする。

拠点づくりのうえで悩ましいのがオフィス選びだ。近年はシェアオフィスなど小規模事業者向けサービスも多種多様だ。

そうした中、オフィス選びで重視したいのが「入居・退去のしやすさ」だ。一般的なオフィスを借りる場合、家具や什器といった設備の費用に加え、工事費や敷金・礼金など多額のコストがかかる。

さらに、オフィス入居の際には、家具選定・レイアウト設定や内装工事の手配などに多くの手間と時間を要する。資金的な余裕がないうえに、営業だけでなく総務や広報などあらゆる業務を一人で担わなければならないスモールビジネスのオーナーにとって、こうしたコストや手間は避けたいものだ。

資金的・時間的な制約も

退去時には原状回復費用などのコストに加え、6カ月程度の解約予告期間が必要となる。短期間でのビジネス拡大ないしは撤退を判断しなければならないときに、入居しているオフィスの契約が足かせにもなりかねない。

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