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スモールビジネスの成功者4人が語るポイント 自分の強みを生かしながら独立して起業

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自分の強みを生かしながら、独立した人たちをリポート。

料理教室を開催する松田弘子さん
料理教室を開催したり、農産加工所・直売所のメニューを開発したりしている(写真:本人提供)

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40~50代のセカンドキャリアとして注目されるのが「スモールビジネス」の開業だ。必要な資金は手元にある50万円で十分。まずは副業を始めながら、最適な事業を探してみよう。本特集では副業・開業のヒントをお届けする。

フードコンサルタント

Food teller/松田弘子さん
[成功ポイント]小さな成功を積み重ねていく/自分にしかできない支援を提供

松田弘子さん(48)が銀行員からフードコンサルタントに転身したのは、2007年のこと。個人事業主から始め、取引先の拡大に伴い法人化の必要性を感じ、17年に株式会社 Food tellerを設立した。奈良県天理市に拠点を構え、本州を中心に農産加工品、加工所、レストランのコンサルティング、商品開発、経営指導などを行う。

「地方銀行で窓口業務や資産運用業務に携わり、行内で表彰されるなどやりがいはあったが、食に関わる仕事への思いが断ち切れず、フードコーディネーターの養成学校に通い資格を取得した」

ただ生業(なりわい)となるかわからない。そこで週末、養成学校でのボランティアから始めることに。野菜ソムリエの講座にも通った。「レシピ開発や料理教室などしたいことが明確になった。さまざまな人脈もでき、起業するに至った」。

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