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40代以降のスモールビジネス 注目度ランキング 起業家支援プラットフォーム「創業手帳」が厳選

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スモールビジネスでどんな事業が有望なのか。注目度の高い順にランキング。

人差し指を立てるジャケット姿の男性
(写真:Luce / PIXTA)

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40~50代のセカンドキャリアとして注目されるのが「スモールビジネス」の開業だ。必要な資金は手元にある50万円で十分。まずは副業を始めながら、最適な事業を探してみよう。本特集では副業・開業のヒントをお届けする。

今注目されるスモールビジネスは何か。起業家向けガイドブック『創業手帳』の配布や起業家支援プラットフォームの運営などを行う、「創業手帳」に選んでもらった。

同社の独自の調査データから、40代以降が50万円程度から始められるビジネスを抽出し、「参入ハードル」「市場の大きさ」など各項目について、生成AI(人工知能)も活用しながら点数をつけた。その合計点でランキングした。

「法人の設立も個人事業主も毎月増加しているのが今の姿。働き方の多様化やインターネットの活用によって、初期投資額が低下しているためだ」と創業手帳の大久保幸世代表は話す。

スモールビジネスの業種も多岐にわたるが、「注目度ランキング」ではDX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティング、経営顧問、講座・セミナー企画、スタートアップ企業のバックオフィス請負、専門コンサルティングなどが上位に入った。

「象徴的なのは社会的需要の高いDXコンサルティング。自身の経験を生かすことができる、低コストで始められる収益性の高い仕事が注目される」(大久保氏)

企業の経営顧問や専門コンサルティングも同じような評価といえるだろう。「番外」のグランピング場経営や遺品整理は、最近の流行や社会情勢の変化を背景に希望者が増えているらしい。

実は難しい飲食・EC

実際、スモールビジネスにおいては、飲食店やネットショップなどの開業が多いが、これらは初期投資や仕入れの費用が多額で、競合も多いという。未経験者が成功する確率は決して高くない。

開業のときにみんなが直面する課題についても触れておこう。大きな課題は「資金」「経営知識」「集客」の3つだ。

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