失敗を避けるために経営者がやるべきこと、やるべきでないこと。

特集「40~50代のための副業・開業のススメ」の他の記事を読む
起業を考えるときに必ず付きまとうのは「失敗したらどうしよう……」という強い不安である。どうすれば失敗は避けられるのだろうか?
「副業解禁や働き方改革の影響を受け、副業・独立を志向する人は増えている」と話すのは、副業支援スクールの運営や企業研修事業などを行う、Growth Rings社長の下釜創氏である。「好き」「得意」「需要」の3つが重なることを選ぶのが基本だという。
個人がスキルや経験を価値に変えて提供する「スキルエンサー」がスモールビジネスに向くと説く。
「営業や秘書、PCスキル、事務など、提供できるスキルは多い。サポートを受けたい人とマッチングするスキルシェアサービスはインターネット上を中心に多くあり、顧客を探すのも難しくない」。家事代行や料理などもそれに当たる。スキル提供は在庫リスクがなく、コストも抑えやすい。
「反対に避けるべきは、在庫を抱える、初期費用や固定費がかかるもの。人の信用を失うジャンルもよくない。やりがいがないと続かないし、人に使われ続けても楽しくはない」と言う。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら