丸暗記不要の「関係代名詞」英会話術…最初は短文、次に文をつなぐwhich,whoを使えるようになれば外国に会社をつくることだって可能になる

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ところが20代にさしかかると、遅咲きの恥じらいがようやく顔を出してきた。いかにも遅すぎるが、ことあるごとに「間違えたら恥ずかしい」というような不安が頭をよぎるようになり。気がつけば英語で話すことなんかできなくなっていたのである。

同じ人間とは思えないし、「そんな極端な話があるか」とツッコミが入っても無理はないだろうが、事実なのだから仕方がない。そのため、いまもなお「恥知らずだったあのころに戻れたらなあ」という思いを引きずりながら、英会話をドロップアウトした自分を恥じているのである。

40代でもまだまだ大丈夫

だから、『英語挫折を繰り返した! 陰キャなのにリクルート営業マンになってしまった人の英会話術』(斉藤裕亮 著、東洋経済新報社)の冒頭に、著者が「英語の勉強を始めたのは42〜43歳のころ」というフレーズを見つけたときにはなんとなく、「まだ大丈夫だよ」と救われたような気持ちになったのだった。

年齢的にはもっと上になってしまったが、十数年前に新橋の「俺のイタリアン」でアメリカ人と会話をした際に「わ、わからねえ……」と撃沈して恥をかいた記憶も、この本を参考にすれば帳消しにできるかもしれないと期待したりもした。

著者は「陰キャ」でありながら、大学卒業後には“元気な人が多い”リクルートに入社し、営業を中心とした仕事に携わってきたという人物。34歳で独立し、現在は複数の建築関連企業を経営しているのだそうだ。

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