丸暗記不要の「関係代名詞」英会話術…最初は短文、次に文をつなぐwhich,whoを使えるようになれば外国に会社をつくることだって可能になる
そうした流れのなかでベトナムにも会社をつくり、そのタイミングで英語の勉強を始めたというのである。
たしかに遅咲きだ。コツをつかむまでにも時間がかかったそうだが、大阪でひとりのイギリス人に出会ったことが大きな契機となったのだという。
彼は「単語やフレーズを覚えるのは大変。中学レベルの語彙だけで説明できるスキルをつけたほうが楽だし早い」と言った。それが、本書で紹介する「whichやwhoを使って、平易な単語だけで複雑なことを説明する方法だった。関係代名詞だ。学校では「減点するためのトラップ」くらいにしか思ってなかったけど、実は語彙力不足を補うためのツールだったんだと知った。(「はじめに」より)
そしてここから、「単語やフレーズを暗記しなくていい」という開放感を覚えたのだそうだ。単語やフレーズの暗記は英語学習に欠かせないハードルのように思われているだけに、もしも著者のいうとおりなのだとしたら非常に画期的である。
丸暗記は不要の「関係代名詞」会話術
しかも「関係代名詞だけを究める」と誓ってオンライン英会話を1日25分、必ず1回だけ受けることにし、2週間ほど経ったころには「しゃべれてる」という実感があったというのだから驚く。挫折経験者としては、ぜひとも試してみたいところである。


















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