2900円で《着る断熱材》を実現!暖冬はこれ一枚で乗り切れる→ワークマンが生み出した56万着突破の最強アウターがバカ売れの訳

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商品名は「XShelter断熱βライトウォームジャケット」。税込み2900円という低価格でありながら、断熱・吸光発熱・保温・防風・耐久撥水・軽量など、充実した機能性を備えている。公式サイトのレビューは★4.4/5。購入者からは「今年の冬はこれ1枚でいけそう」「冷蔵室でも大丈夫」「コスパ最高」など高評価の声ばかり……。

XShelter
XShelter断熱βライトウォームジャケット2900円。色はブラック、ネイビーグレー、セージグリーン、レッドの4色がある(ワークマン公式サイトより引用)
XShelter
筆者はブラックをセレクト(筆者撮影)
XShelter
XShelterの裏面はこんな感じだ(筆者撮影)

「同社のエックスシェルターシリーズは2024年から販売を始め、昨年は生産した40万点すべてが売り切れました。今年は125万点の在庫を用意してますが、9月1日の販売開始から1カ月で16万点を販売。売れ行きの初速が好調すぎて、さっそく在庫の心配をしているところです」

嬉しそうな苦笑いを浮かべて教えてくれたのは、同社の広報担当の松重尚志氏だ。松重氏によると、同製品はXShelterのアウターとして最安値で販売されており、主に「ワークでの使用(働く人の使用)」を想定しているという。

松重氏
今年の3月に第1子が誕生。パパとしても頑張っている広報担当の松重氏(同社提供)

「通勤での利用や営業マンの利用など、寒暖差が10度以上ある外と中を、行ったり来たりする方にオススメの商品です。使い勝手にも自信があります。ストレッチ性のある生地なので動きやすく、両サイドと左胸にはファスナー付きのポケット、右側の内側には長財布も収まるポケットが付いてます。洗濯もできます。ワークマン1063店全店で販売してますので、ぜひ一度店頭で“着る断熱材”を手に取っていただけたら……」

左胸のジッパー付ポケットは、スマホが余裕で入る大きさ。筆者は海外旅の際にここに名刺入れ(財布代わり)を入れていた(筆者撮影)
両サイドのジッパー付のポケットは、長財布程度の大きさであれば楽々収納できる。ロング缶のビールも入るので手ぶらでコンビニに行ける(筆者撮影)

-15℃まで対応。今日何着ていいか問題を解決できる「未来の服」

XShelterシリーズを一言で表現すると“着る断熱材”“着る魔法瓶”といったイメージだ。外気温の影響を遮断し、衣類内を快適な温度に保ってくれる。筆者は2025年9月1日、同社の新製品発表会の会場に設けられた「マイナス18℃の冷凍庫」の中で、税込み2900円のXShelterを着て防寒力を検証 → 保温性の高いインナーの上に長袖を着て、上からコートとマフラーを装着している状態より暖かいと感じ、その防寒力に衝撃を受けた。

濱屋理沙氏ほか
マイナス18℃の冷凍庫の中で偶然お会いした、ワークマン社外取締役の濱屋理沙氏。なお濱屋氏が着ているXShelterは税込9800円のもので、筆者が着ているXShelterとは種類が異なる(筆者撮影)
筆者
マイナス18℃の環境下でワークマン暖冬対策ウェアの「防寒力」を検証する筆者(筆者撮影)
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