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ビジネス書の読み方は通用しない…『論語』に挑戦するも途中で挫折した人に教えたい"3つの誤解"

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  • 浅田 すぐる 文筆家、学習・成長・キャリア支援家
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【『論語』に論理的な構成・構造はない】
目次を先読みして読解に役立つような全体構造をつかむことはできない、篇の名前もその篇全体を貫くキーワードにはなっていない

「1ページ目から読まないと理解できない」という誤解

『そろそろ論語 物事の本質がわかる14章の旅』(日本実業出版社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

「1ページ目から読まないと理解できない」という誤解については、ここまでの説明だけでもう十分に納得できたのではないだろうか。

つくり手はバラバラ、構成もロジカルな意図がないのであれば、読み手側もパラパラと、気になるところから読んでいけばいいということになる。

ただ、かと言って適当に、ただ漫然と読んでいるだけでは、やはり『論語』が響いてくるということにはなってこない。

「まあ、それはそうだろう」というありきたりな道徳的メッセージや、リーダー・指導者向けの教訓が、どこまでも続いていくだけだ。

それらを大量に読んだところで、なかなか誰もが「面白い!」「なるほど!」と唸るような読書体験を得ることは難しい。「名著のはずなんだけど、正直つまらないな……」という結末が待っているだけだ。

【『論語』は1ページ目から順番に読む書物ではない】
構成にロジカルな意味やつながりがあるわけではない以上、好きなところからランダムに読み始めるような付き合い方でも構わない

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