「脳内鎖国」状態の日本男子必携マニュアル 女性と働くことは「疑似恋愛」と心得よ!

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  (1)ちょっとだけ超える

仕事の基本は「相手の期待を、ちょっとでもいいから超える」こと。女性から頼まれた仕事に対して、ちょっとだけ早く届ける、価値を加える、メッセージを添えるなどの工夫が信頼を生みやすくなります。

(2)フェアなYES/NO

仕事の依頼や相談を受ける基準、断る基準はフェアで明確にしておくこと。〜さんを優先的にみたいに基準が偏ると、信頼は増えません。依頼の順番、重要度、緊急度といった、自分なりの仕事を受ける基準を明らかにすると、断られても信頼が増えることがあります。

イケメンでなくてもモテ期を呼べる

(3)継続

そして……ちょっとだけ超える、フェアなYes/Noをずっと続けること。恋愛には壁ドンみたいな大技があるかもしれませんが、信頼は壁ドンでは増えません。またふとしたことで信頼は簡単になくなります。信頼は蓄積し続けるしかありません。モテ期ゾーンに入るまで。

少なくとも仕事については、イケメンじゃなくてもモテ期を呼ぶことができる。ちょっと時間はかかりますが。でもこういうお作法を継続できるオトコを、女性は「イケメン」と呼ぶのかもしれません。今日からでも、初めてみてはいかがでしょう?

女性と働く、「脳内鎖国」状態の男性にはチャレンジだと思います。正直、ボクも女性との働き方でたくさん失敗しました(笑)。活用とか活躍とか上から目線に考えず、ボクはこの人の笑顔が見たいんだって思って真摯に話を聞くことから、日本男子は大きく変われると思います。

最後に、日本でいちばんのダンディと呼ばれる男性が教える、女性にほれていただくコツをご紹介します。

「金払いはよくしろ、明るくふるまえ、特定の女とばかりしゃべるな。」
〜 白洲次郎 

 

タブ タカヒロ ビジネスコンサルタント、はたらく女性のかていきょうし

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たぶ たかひろ / Takahiro Tabu

東亜大学トータルビューティ学科客員准教授。外資系アパレル2社→MBA取得→コンサルティングファームという経歴で現在に至る。新卒でやたらと有能な女性の多い職場で女子力を鍛えられ、海外勤務も経験。MBA取得後、コンサルティングファームにて、男くさいロジックと競争の世界に翻弄され、一瞬自分を見失ったものの、土壇場で開眼。周りを巻き込み味方を増やしてわくわく仕事をするスタイルを確立。週末にライフワークとして行っている「はたらく女性のかていきょうし」は大人気の数カ月待ち。セミナー開催や、雑誌取材など多方面で活躍中。共著に『外資系コンサルはなぜ、あえて「手書き」ノートを使うのか?』(KADOKAWA)。

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