そもそも女性起用・登用に積極的なリーダーはどうやって「脳内開国」しているのでしょう? 調べてみると、共通の体験をしている人が多いようです。その経験とは海外での仕事。海外で仕事すると必ず目にするのは、たくさんの優秀な女性が働いている光景です。この光景を目の当たりにした経験がきっかけで、オトコ優位なマインドセットが解除され、「脳内開国」につながった人が多いようです。
江戸時代の鎖国と一緒で、日本男子の「脳内鎖国」も、海外での実体験が開国への近道のようです。とは言え、じゃあ明日からすぐに海外で働くというわけにもいきません。日本にいながら脳内鎖国を開国して、女性とはたらけるオトコになる方法はないのでしょうか?
あると思います。それは女性が主役な環境で働く、日本のオトコたちのお作法を学ぶこと。
センスの悪い靴下はオトコ株価が急落
実はボクも縁あって、社会人生活を外資系の婦人肌着企業の営業からスタートしました。顧客も販売員も周りは全部女性。女性が主役で男性は舞台裏という関係の仕事です。そんな婦人肌着営業マンの先輩たちから教わった、女性と働くオトコのお作法があります。それは……
女性との仕事は、「擬似恋愛」と心得よ。
具体的には3つの心得です。
(1)ボクはあなたの笑顔が見たい
女性は心で共感できないオトコに協力しません。女性と仕事をするには、彼女たちに共感してもらうことが重要。そのためには恋愛と同レベルの努力が必要です。あなたに笑顔になってもらいたいので、誠意をもって話を聞きます……という姿勢を持つべし。
(2)身だしなみは設備投資
オトコの身だしなみは、女性につねにチェックされています。特にスーツ、手先足先、香り。不潔、悪臭は論外ですが、センスの悪い靴下も要注意。オトコ株価が急落します。不相応な高級スーツや腕時計を身につけてドヤ顔は逆効果ですが、身だしなみは設備投資と考えてケアすべし。
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