クラフトチョコの旗手、日本上陸計画の内幕 チョコ界のサードウェーブがやって来る!
クラフトチョコの旗手が日本にやって来る。
少量生産にこだわるチョコのサードウェーブ食にかかわる仕事に携わっていなかったとしても、昨今の"クラフト"ムーブメントについては耳にしている読者が多いのではないだろうか。
たとえば、クラフトビール。マイクロブリューともいわれる特徴を備えた小規模のビール醸造所の増加や、ベルギーの醸造所を中心とした醸造請負の仕組みが定着し、流行を越えてグローバルで多様なビールを醸造、販売するムーブメントが定着した。
"クラフト"ビールは日本市場に定着
日本でも小規模のマイクロブリューワリーが多数生まれ、それぞれに独自のレシピで特徴あるビールを生み出している。大量生産が利くピルスナーばかりだった日本市場も、いまや数え切れないほどのクラフトビールがある。
高級クラフトビール”馨和”ブランドを展開する日本クラフトビールの山田司朗氏はIT業界出身の経営者だが、かつてインタビューした際、クラフトビール業界へ投資した理由について「ワインは蔵元がブランド化し、それぞれに独自性の高い味を提供している。ビールは大量生産のピルスナー中心だが、本物を求める声の高まりや嗜好性の高い商品への認識の高まりから、近い将来、ワインと同じように多種多様なビールを好みによって選ぶ時代が来る」と話していた。
すでに3年ほど前のことだが、まさにそうした時代が到来し、大手ビールメーカーの商品ラインアップを変えるまでに至っている。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら