スタバ「今年のフラペチーノ」は何が違うのか

ドーム状のパイがかぶさっている

4月13日に発売された「アメリカンチェリーパイフラペチーノ」(Tall:640円)はこれまでのフラペチーノと見た目が大きく違う(撮影:今井康一)

スタバが毎年、最も力を入れて売り出すサマーシーズン最初のフラペチーノが、今年も4月13日に発売となった。今回は、米国の国民的スイーツ、チェリーパイをイメージした「アメリカンチェリーパイフラペチーノ」だ。

これまでのフラペチーノと大きく違うのが、ドーム状のパイがかぶさったその外見。まさに、同社の目指す「驚きと喜び」をそのカタチから感じることができる。ベースとなる中身は、ホイップクリームやバニラのフラペチーノ、アメリカンチェリーのコンポート(砂糖煮)で構成される。そして、パイ生地をキューブ状にカットしたものも混ぜ込まれている。

アメリカンチェリーは、カリフォルニア州とオレゴン州、ワシントン州を産地とする初夏のフルーツである。コンポートではあるが、旬のフレッシュさをフラペチーノで味わえるわけだ。

最も開発に力を入れる「フラペチーノ」

スタバでは、毎年、サマーシーズンの第1弾商品となるフラペチーノには、1年でもっとも開発に力を入れているという。2014年にバナナを丸ごと1本使ったフラペチーノを発売して以降、2015年はオレンジやストロベリー、黄桃、白桃といったフルーツゼリーとクラッシュナッツを組み合わせた商品、2016年はカンタロープメロンというメロンの品種にまでこだわったフラペチーノと、フルーツを使い、なおかつ食材の組み合わせや見た目などで意外性を狙う傾向が見てとれる。

今年の「アメリカンチェリーパイフラペチーノ」は、その見た目には非常にインパクトがある。しかしこれまでもチーズケーキやチョコレートケーキなど、「スイーツをイメージしたフラペチーノ」がいくつか発売されており、発想としてはその流れを踏襲していると言える。

なお、チェリーパイは米国のスイーツではあるが、今回発売のフラペチーノは日本オリジナルの商品で、米国では発売されないという。

実際の味はどうだろうか。まず、パイ生地が意外に硬いので、ストローを勢いよく突き立てる必要がある。ちなみに生地が硬いのは、液体に浸された状態でも、サクサクとした軽快な感触が残るようにとの開発側の意図があるそうだ。

次ページ実際に飲んでみると…
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