アパホテル《デイユース》利用した"正直な感想"「テレワーク需要減」で撤退相次ぐ中、なぜアパは続ける?→"西日本最強アパ"で見た強さ

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ホテルのデイユースでは部屋に宿泊せず、日中に一定時間だけ部屋を借りて利用する。コロナ渦ではリモートワーカーたちが「家だと集中できない」「疲れたら横になれるし温泉にも入れる」「ネットカフェより快適」などの理由で利用。ホテル側にも空室を有効活用できるメリットがあった。

けれどアフターコロナ後、業界全体の需要回復に伴い、デイユースの提供を取りやめるホテルが続出。利用料金も高騰。コロナ渦では「1名利用・6時間・3000円」といったプランがザラにあったが、現在は5000~7000円ほどに値上がりしている。

それでもアパホテルはデイユースプランを続けている。利用者が今も絶えないということは、もしかしてお値段以上の価値があるということなのか……?

これは検証するしかない!

充実の日帰りプラン。西日本最強アパの実力

今回私は公式サイトから「アパホテル&リゾート〈大阪なんば駅前タワー〉」の「湯ったり日帰りプラン」を予約した。13~19時の計6時間利用で、料金は税込み6000円。

同ホテルは2024年12月に開業した超高層タワーホテルで、地上40階建て。西日本最大客室数となる2055室を有しており、「西日本最強のアパホテル」という呼び声も高い。

高級ホテルのような入り口(筆者撮影)

デイユースプランには8~13時。11~17時のプランもあった(価格は税込み6000円)。11~19時の8時間プランもあり、こちらは+1000円。神戸牛などを楽しめるランチビュッフェ付きのプランは+3190円。選べるディナーメニューの付いたプランは+2750円(チェックアウト後のレストラン利用可)。

なお2名利用の場合は1名利用よりも「お得」で、例えば私が予約したプランは税込み8000円(1名あたり4000円)で利用でき、2000円安くなる。

いつの日か地上50階の日本最高層ホテル「東京ベイ幕張」や、1棟の建物としては日本最大「横浜ベイタワー」にも行ってみたいなと思いながら、今回私はお一人様&全国のビジネスパーソンを代表する気構えで、大阪難波を目指し……たかったが、よもやよもやの体調不良のため、前日にキャンセル(キャンセル料は無料だった)。

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