『振り返れば奴がいる』はギリギリの時間の中生まれた
――三谷さんと初めて出会ったのはいつ頃でしょうか。
確か入社4年目か5年目。28歳か29歳頃だったと思います。その頃、フジテレビでは深夜番組で積極的に若い人を登用していこうという、深夜枠の改革がありました。そこでは若手を「深夜の編成部長」として抜擢していたのですが、僕はその3代目「深夜の編成部長」に選ばれた。その頃、レギュラーでやっていた深夜番組の中に(脚本で三谷が参加していた)『やっぱり猫が好き』があったんです。僕は直接その番組には関わっていなかったのですが、深夜番組全体を見ていたので、その時にごあいさつでお会いしたのが最初でしたね。
――三谷さんと仕事をするようになったのは?
直接、プロデューサーとして三谷さんとお仕事をしたのは、1993年の『振り返れば奴がいる』が初めてですね。


















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