世界のNARUTOは身近な経験談から生まれた

原作者・岸本斉史が集大成映画に込めた想い

(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C)劇場版BORUTO製作委員会 2015
2014年11月、全世界で累計発行部数2億部を突破した岸本斉史(きしもと まさし)の人気コミック『NARUTO-ナルト-』が、およそ15年にわたる連載にピリオドを打った。同時に「NARUTO新時代開幕プロジェクト」がスタート。舞台、展覧会、外伝の短期集中連載などが続々と展開された。そのプロジェクトの集大成となる、劇場版最新作『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』が8月7日より全国公開されている。長きにわたる戦いを経て、“七代目火影”となったうずまきナルトの息子・ボルトを主人公にした同作は、ナルトたちの子どもが新時代を駆け抜けるアクション作品となっている。
『NARUTO-ナルト-』の原作者・岸本斉史氏は、本作で製作総指揮、キャラクターデザイン、脚本を担当。完成後は「本当に僕が作りたかったNARUTO映画がここにあります。最後に一言……これ以上のものはもう僕には描けません……」とコメントを寄せている。そこで今回は、全精力を傾けて本作を作り上げた岸本斉史氏に、新作について、さらには働くことについて聞いた。

ボルトとナルトの関係は実体験を反映

――昨年11月に、15年にわたる週刊誌連載が終わり、その後、今年の4月から7月にかけて外伝の短期連載もありました。本作の脚本の執筆期間は、その合間となる、昨年の12月から2月くらいの間だったと聞きました。ほぼ休みはなかったのではないでしょうか?

そうですね。でも今は落ち着いたので、なんとか休めています。連載が終わったので、ついこの間、1泊2日で富士山に行こうということになり、ようやく新婚旅行に行けました。富士山にはずっと雲がかかっていましたが、楽しかったですね。

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