なぜ「ドラえもん」は中国人の心を動かすのか たった1カ月で興行収入が100億円を突破
約1カ月で収入100億円超、中国史上最高規模のアニメに
映画『STAND BY ME ドラえもん』の中国大陸での興行収入は、2015年5月28日初演当日2708万元(約5億円)、6月26日(興行終了日)までの累計収入は5.3億元(約106億円)を記録、中国で公開されたアニメ映画の興行収入の最高記録に迫った。
これまでの最高記録は2011年公開の『カンフー・パンダ2』(米国)が6.1億元で、この記録は抜けなかったものの、『STAND BY ME ドラえもん』の日本での興行収入は83.8億円(2014年)で、中国での興行収入が上回っている。
中国国内でのSNSを日本語風に訳すと、「哆啦A梦(ドラえもんの中国名)懐かしかった!! めちゃめちゃ泣いた~」「ドラえもん、のび太、静香は最高!!」「子供の頃大親友だったドラえもん、ありがとう! さようなら」などの感動に溢れた書き込みが、まさに「めちゃめちゃ多かった」のである。
なぜ、『STAND BY ME ドラえもん』は、中国で日本以上の大人気となったのだろうか。


















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