「パパ以外の家族を攻撃」「専用部屋で"一匹時間"を好む」「ストレスが命取りに」ーー≪フクロウ≫と暮らす家族に聞いた"苦労と癒し"

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
眠るガルー
自分の部屋で安心して眠るガルー。目を閉じると、にっこり笑ったような顔になる(写真提供:げんさん)

『フクロウ』という生き方そのものを愛する

ペットは家族。だが、家族の在り方は一つではない。フクロウを家族として迎え入れたのなら、できる限りフクロウらしく生きていてほしい。

フクロウは単独でいる時間を好む。懐いたとしても、犬や猫のように豊かなコミュニケーションができるわけでもない。誰にでも心を許すわけではなく、ときには攻撃的になることもある。

それでもげんさん家族は、『フクロウ』という生き方そのものを、愛している。

森の中のガルー
フクロウには、やはり森がよく似合う(写真提供:げんさん)
【フクロウと暮らすには】
・ペット可物件であり、フクロウ飼育の許可を得ていること
・毎日冷凍マウスなどを解体する時間と度胸があること
・ケージ、もしくは係留用の止まり木を用意し、その下にトイレシートを敷く
・室内の温度、湿度はフクロウの生息域の環境に合わせる
・散歩に連れていく際にはリードでつなぎ、絶対に逃がさないこと
・フクロウを診察できる獣医を調べておくこと
・その個体の生態や性格に合わせた関係を維持し、ストレスのない環境を用意すること
・「フクロウ」という生き物そのものを愛せること
・人生の半分を捧げる覚悟があること
宮﨑 まきこ フリーライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

みやざき まきこ / Makiko Miyazaki

立命館大学法学部卒業後、13年間法律事務所にてパラリーガルとして勤務。自己破産、離婚、失業、犯罪など、人生の困難な局面に置かれた人々と接してきた経験を生かし、フリーライターとして独立。
人物インタビューを中心に取材・執筆している。
静岡県浜松市在住。愛犬家。夫と愛犬・鰤(ぶり)と暮らしている。

X:@makiko_miyazaki

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事