ゴールデンパス・エクスプレスの終点インターラーケンでルツェルン=インターラーケン・エクスプレスに乗り換え、古都ルツェルンへ。出発は18時過ぎ、到着は20時前。夕食時ということもありビストロカーに乗った。

開放感たっぷりのビストロカー
この路線はインターラーケンからチューリヒまでを結ぶ。この間はブリエンツ湖をはじめ、大小さまざまな湖の脇を通る。乗車したのは夏なので新緑がまぶしかったが、秋には紅葉とエメラルドグリーンの湖水のコントラストが美しいだろう。
ビストロカーの床は一般車両より数段高くなっていて、見晴らしがよい。こちらもゴールデンパス・エクスプレス同様、天窓があって、開放感たっぷりだ。
車窓からの風景を存分に楽しむには、サッとつまめる料理がベスト。生ハムやサラミ、ピクルスの盛り合わせとビール。別の座席の人たちが頼んでいたゆでソーセージもおいしそうだった。
古都ルツェルンで1泊。翌日はゴッタルド・パノラマ・エクスプレスに乗るため、ルツェルン湖の船着き場に向かう。
この路線はスイス中央部のルツェルンと南部のルガーノを結んでいるが、ルツェルン~フリューエレン間は鉄道ではなく、船での移動となる。もちろん、この区間もスイストラベルパス(後述)が使える。
今までは美しい湖水を風景として車窓から眺めてきたが、今度はその湖上を進む。山々と並ぶスイスの景色の魅力である湖が、さまざまな角度で楽しめる。

無料会員登録はこちら
ログインはこちら