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まるで「一筆書き」のようにスイスを巡る"パノラマ鉄道"の醍醐味――乗客を魅了する8路線・1280キロの旅《現地ルポ》

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  • 柳沢 有紀夫 海外書き人クラブ主宰 オーストラリア在住国際比較文化ジャーナリスト
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ルツェルン=インターラーケン・エクスプレスでインターラーケンからルツェルンへ

ゴールデンパス・エクスプレスの終点インターラーケンでルツェルン=インターラーケン・エクスプレスに乗り換え、古都ルツェルンへ。出発は18時過ぎ、到着は20時前。夕食時ということもありビストロカーに乗った。

ビストロカー。テーブルはコンパクトなので、料理は少しずつ注文することをオススメしたい(写真:筆者撮影)

開放感たっぷりのビストロカー

この路線はインターラーケンからチューリヒまでを結ぶ。この間はブリエンツ湖をはじめ、大小さまざまな湖の脇を通る。乗車したのは夏なので新緑がまぶしかったが、秋には紅葉とエメラルドグリーンの湖水のコントラストが美しいだろう。

ビストロカーの床は一般車両より数段高くなっていて、見晴らしがよい。こちらもゴールデンパス・エクスプレス同様、天窓があって、開放感たっぷりだ。

車窓からの風景を存分に楽しむには、サッとつまめる料理がベスト。生ハムやサラミ、ピクルスの盛り合わせとビール。別の座席の人たちが頼んでいたゆでソーセージもおいしそうだった。

ゴッタルド・パノラマ・エクスプレスでルツェルンからベリンツォーナへ

古都ルツェルンで1泊。翌日はゴッタルド・パノラマ・エクスプレスに乗るため、ルツェルン湖の船着き場に向かう。

この路線はスイス中央部のルツェルンと南部のルガーノを結んでいるが、ルツェルン~フリューエレン間は鉄道ではなく、船での移動となる。もちろん、この区間もスイストラベルパス(後述)が使える。

今までは美しい湖水を風景として車窓から眺めてきたが、今度はその湖上を進む。山々と並ぶスイスの景色の魅力である湖が、さまざまな角度で楽しめる。

ゴッタルド・パノラマ・エクスプレスの船の屋外(写真:筆者撮影)
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