「ちょっといい?」で相手の集中と時間を奪う上司は、無意識に時間泥棒していない?できる上司は絶対言わないNG話法2選

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信頼される人の話し方 軽く見られる人の話し方
仕事で評価される人が共通して持っているのは、相手への「配慮」を「言葉の技術」として表現する力です(写真:buritora/PIXTA)
「ちょっといい?」で相手の集中を壊す人と、「2分で終わります」と配慮を示す人。両者の差はたった一言だが、信頼も評価も決定的に変わる。
本記事は、司拓也氏の『信頼される人の話し方 軽く見られる人の話し方』より一部抜粋・再編集。ビジネスの現場で“地雷”になりやすい話し方と、すぐ実践できる信頼されるフレーズを紹介する。

信頼される人の「一目置かれる話し方」

同じように努力し、同じように仕事をしているはずなのに、なぜか評価される人と、そうでない人がいる。その違いは一体どこにあるのでしょうか。

才能や経験の差だと諦めてはいませんか? 私はこれまで20年にわたり、コミュニケーションの専門家として、多くのビジネスパーソンの悩みと向き合ってきました。

そこで見えてきたのは、非常に興味深い事実です。

仕事で評価される人は、特別な才能に恵まれているわけではありません。

彼らが共通して持っているのは、相手への「配慮」を「言葉の技術」として表現する力です。

たとえば、報告の場面。評価されない人は、自分がやってきたことの「経緯」を一生懸命に話します。

一方、評価される人は、相手が知りたいであろう「結論」と、相手が次に何をすべきかという「道筋」を最初に示します。

話す目的が、自己満足ではなく、相手を動かすことにあるからです。

本記事では、こうした「相手を動かす」ための具体的なコミュニケーションの「型」を、いくつかのビジネスシーンに沿って解説していきます。

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