細分化された銀行の「営業部」
銀行の「本部」と「支店」の関係についても簡単に触れておきましょう。
銀行の営業活動の拠点となり、銀行の収益の多くを生み出しているのが支店です。それだけに、前述の通りすべての本部組織は、営業店のサポートを行う役割を担っています。
さらに営業方針や目標なども本部が決定し、各支店に伝達します。本部が決めたことを実行するのが支店ともいえ、その連携こそが銀行の収益を左右するのです。
例えば、投資信託や保険などの新商品が導入された際には、その特徴やセールストークなどの研修を本部の行員が行うこともありますし、キャンペーンを実施したり、時には支店の行員の営業活動に同行したりするなど、さまざまな形で支店の支援を行っているのです。
それらを担うのは主に営業本部の各部署ですから、支店との関わりが最も密接なのは、やはり「営業本部」だといえるでしょう。


















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