70歳のアグネス・チャンさんが実践する「体と心に寄り添う食事」の中身――1日2食・肉をしっかり・血を巡らせる食事を大切にするワケ

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この流れが滞ると、リンパの流れも悪くなり、ホルモンの分泌もうまく働かなくなってしまいます。そうすると、代謝が落ちて、肌がくすんだり、むくんだり、なんとなく気分もどんよりしてしまう。

「食べ物」で巡りを整える

巡りを整える方法はたくさんありますが、私にとって一番の基本はやはり「食べ物」です。中国の薬膳では、赤いものは“血を巡らせ”、白いものは“体に潤いを与える”と言われています。

赤いものの代表は「赤身肉」。よく「お肉はあまり体に良くない」と言われることもありますが、私はそうは思っていません。実は私自身、魚よりお肉派です。

もちろん食べすぎは良くないけれど、とくに高齢者にとっては、適度な赤身肉の摂取が筋力や心血管の健康を保つのにも役立つとされているそうです。とくに鉄分やビタミンB群が豊富なレバーは、血液の質を高めてくれる食材。焼き鳥もおいしいし、ニラレバなどは、巡りを良くする最強のメニューです。

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なぜなら、ニラやにんにくのような辛みのある野菜も薬膳の考え方では、どちらも体を温めて、「気」や「血」の流れを促してくれる作用があるとされています。

私はにんにくはあまり得意ではないのですが、体の調子を整えるために、ほうれん草の炒め物に使ったり、パンの上にバターを塗り、潰したにんにくをのせて焼いた「ガーリックトースト」にしたり、ときにはにんにくチップを作って楽しんでいます。

もちろん、これらの食材がすべての人に合うわけではありません。体質やその日の体調によって、「赤と白」の食材も、自分に合った分量や組み合わせで、無理なく取り入れるのがいいと思います。

年齢を重ねると、若い頃のようにたくさん食べることが難しくなります。だからこそ、「どれだけ食べるか」よりも、「何を食べるか」が大事になりますね。

アグネス・チャン 歌手・エッセイスト・教育学博士

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あぐねす ちゃん / AGNES CHAN

ユニセフアジア親善大使・日本対がん協会微笑み大使・大阪経済大学客員教授

1955年8月20日香港生まれ。14歳で香港デビュー、17歳の時に『ひなげしの花』で日本デビューし、トップアイドルに。 上智大学国際学部を経て、カナダのトロント大学(社会児童心理学)に留学。85年に結婚、翌年の86年に長男を出産。89年、米国スタンフォード大学教育学部博士課程に留学。留学中の89年に次男を出産。94年に教育学博士号(ph.D)を取得。96年に三男を出産。芸能活動ばかりでなく、エッセイスト、日本ユニセフ協会大使、日本対がん協会「ほほえみ大使」など文化人として幅広く活躍。息子3人全員がスタンフォード大学に合格したことでも話題に。著書に『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』(朝日新聞出版)など120以上の著作を世界各地で出版。   

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