橋本真也の突然の逝去から20年…蝶野正洋が振り返る「闘魂三銃士」若き日の"ほろ苦い思い出"

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蝶野正洋が「闘魂三銃士」の青春時代を振り返ります
マイペースな武藤敬司にクレバーな蝶野正洋、そしてちょっとトンパチな橋本真也――。そんな同期入門の3人によって1988年に結成され、瞬く間にスターダムにのし上がった「闘魂三銃士」ですが、早いもので橋本選手の逝去から20年が経ちました。
そこで本稿では、蝶野正洋氏の共著『証言 橋本真也 小川直也、佐山聡、蝶野正洋らが語る破壊王と「1・4事変」の真相』から一部を抜粋・編集する形で、若き日の「闘魂三銃士」のエピソードを振り返ります。

橋本の最初の印象は"ズル賢い野郎"

「闘魂三銃士」として、橋本真也、武藤敬司とともに、数々の激闘を繰り広げてきた蝶野正洋。そのクレバーな試合運びとクールなヒールスタイルで熱狂的なファンを獲得し、"黒のカリスマ"として今もなおプロレス界に大きな影響力を保ち続けている。

蝶野は現役のプロレスラーを正式に引退はしていないが、コンディションの悪化を理由に2014年頃からリングとは距離を取ってきた。

しかし、23年2月21日、東京ドームで行われた武藤敬司の引退試合(内藤哲也戦)の解説を務めると、その直後に武藤の呼びかけに応じて特別試合を敢行。一夜かぎりの電撃復帰を果たし、闘魂三銃士の絆を感じさせる熱いドラマを紡ぎ出した。

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