衰え続ける悲惨な父に、どう接すればいいか 親の老衰から逃げてはいけない

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衰え行く父から逃げてはいけません(写真 :わたなべ りょう / PIXTA)

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 私の両親は離婚しており、69歳の父は、エレベーターのない都営住宅の四階で、一人暮らしをしております。60歳で定年退職してからは趣味もなく、家でビールを飲むことがすべてです。
そのことを私は心配していましたが、先日5カ月ぶりに用事があり会いに行きました。その時の父は、あまりにも痩せ細り、目はうつろ、ふらふらな状態でショックを受けました。食欲は無くビールだけは辛うじて買いに行っているようです。
それ以降スープを届けたりするのですが拒否し、電話もほとんど出てくれません。無理やり押しかけると、日中もカーテンを閉め、見ているのがつらくなります。目も白内障が進んでいて見えなくなっているようです。昔から気が強く頑固で、もちろん病院行きも拒否します。
父から拒否されるというつらい状況なので、私自身これ以上父の悲惨な姿は見たくないという気持ちになり、もうどうしていいかわかりません。
私は五カ月の子どもがおり育児休暇中です。父から拒否されても、食事を作ったり病院へ行くよう(ひとりで行ける状態ではありません)、説得し続けるべきなのでしょうか。
平田(仮名)
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