
56歳で「2億り人」になった東山一悟さん(写真左)に、くらまがインタビュー(編集部撮影)
50歳で長年勤めた会社からリストラされるも、コツコツ貯めた7000万円のおかげでFIRE生活を選べたという東山一悟さん(56歳)。『投資で2億稼いだ社畜のぼくが15歳の娘に伝えたい29の真実』という書籍も出版している。
現在は、9時から17時勤務のホワイト企業にて年収300万円で働きながらサイドFIRE生活を満喫しており、資産はさらに増えて、2億2000万円にもなる。
前回の記事では東山さんがFX(外国為替証拠金取引)での大損やリーマンショック時の株価暴落で資産を大きく減らしながらも、倹約と投資で再び資産を増やしてきた過程を紹介した。
今回も節約系YouTuberのくらま(「倹者の流儀」)が、東山さんの具体的な投資遍歴について聞いていく。
2億り人がおすすめする「投資法」
東山さんはFXで大損し、リーマンショックでの株価暴落から2000万円あった資産を500万円まで減らした過去を持つ。しかし、再び資産を増やし、“2億り人”になれた秘訣は「インデックス投資」にあるという。
投資信託やETF(上場投資信託)に代表されるインデックス投資なら、平均年収の人が節約貯金をしながらコツコツ積み立てていけば、30~40年後には1億円になってもおかしくない、と東山さんは言う。焦って短期で資産を増やそうとせず、長い目で見ることが大切なのだ。
「過去の20~30年のチャートを見ても、年平均リターンが10%近くになっていたりします。そうすると7年で倍増するんですね。だから倹約貯金を仕組み化して、種銭をつぎ込んでいけば、30~40年後、そのときの市場環境によっては、1億円の資産形成は十分達成できるかと思います」
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