手取り25万、4年で2000万貯めた男の驚く節約人生 借金300万から「節約と貯金が趣味」に変化の訳

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倹者の流儀
節約して「人生が変わった」と話す、くらまさん。その徹底した節約法を伝授します(写真:YouTubeチャンネル「倹者の流儀」より)
借金300万円、就職活動に失敗――。その後、ニート生活を経て、手取り25万円の会社員となった、節約系YouTuberのくらまさん(29歳)。そこから1年で250万円以上を貯め、現在の資産は2000万円になるといいます。節約は人生を大きく変えるものと語るくらまさんに、その具体的な節約方法と貯金を増やすためにしている副業について聞きます。
くらまさんのYouTubeチャンネル「倹者の流儀」はこちら

私は節約と貯金が趣味の会社員で、週5日会社で働きながら副業でYouTubeをしています。YouTubeでは自分の節約生活やお金に対する考え方・情報を発信しています。

会社員としての手取りは月25万円くらいで、その約8割を貯金に回しています。副業収入も合わせて4年半で貯金額2000万を達成しました。生活費は月に4~5万です。叶えたい夢があるので、5000万まで貯金するのが直近の目標です。

私が節約と貯金を始めたきっかけは、無職で300万の借金があったどん底時代にあります。なんとかその状況を脱したい、そんな強い気持ちから始めました。節約と貯金をして本当によかったことは、借金があるときは乱れがちだった心が、穏やかになり生きやすくなったことです。

私がどのような経緯を経て今に至るのか、自己紹介を兼ねてお話ししたいと思います。また、よく質問される貯金のコツや副業の選び方についてもお伝えします。

お金がないことで「性格が悪くなった」

300万の借金は大学時代に借りた奨学金でした。在学中も卒業してからも、頭の中は常にお金のことでいっぱいでした。友人と遊んでいても「自分は卒業後に奨学金を返していかなくてはいけないんだな」と、モヤモヤ考えてしまいます。

人を僻んだり妬んだりするようになりました。お金がなかった頃、私はとにかく性格が悪かったです。人を思いやったり優しくしたりする心の余裕がなくて、自分のことしか見えていない状態でした。

さらに、見栄っ張りでもありました。お金がないのにもかかわらず“お金があるアピール”をして、持っているものはブランド物がいいとか、チェーン店には行きたくないとか、そういうことを言っていました。人から良く見られたい感情が強くありました。

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