4人家族で2200万貯めた会社員「一馬力の節約術」 簡単5ステップを実践すれば誰でも貯金できる

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かんすけさん
一家4人、一馬力で8年で2200万円貯めたという、かんすけさん。その節約術を伝授します(左:東洋経済オンライン編集部撮影、右:「倹約家パパの資産形成術」より)
節約に成功し、人生が豊かになったという「倹者」に節約系YouTuberのくらま(「倹者の流儀」)がインタビューをする連載。
今回登場するのは、結婚をきっかけに本格的な節約・貯蓄生活を始めて8年間で2200万円の資産形成をしたかんすけさん(37歳)。ブログ「倹約家パパの資産形成術」で節約や貯金、投資情報を日々発信している。
かんすけさん一家は、かんすけさんと専業主婦の妻に子ども2人の4人家族。節約をしながらもマイホームを購入し、年2回の家族旅行を楽しむなど、お金も使いながらメリハリのある節約生活をしている。子どもがいると何かと支出が増えがちであるが、そういった中で楽しみながら貯金もできているのはどうしてだろうか。

2200万円貯金を達成できた「5つのポイント」

結婚を機に本格的な節約・貯金生活を始めたかんすけさん。妻は専業主婦で、かんすけさんはシステムエンジニアとして会社で働いている。かんすけさんの給料が家計の収入源だ。副業としてブログ等にもチャレンジしているが、こちらはまだほとんど収益化されていない。

「元々あまり物欲がなくて、大きく浪費するタイプではありませんでした。でも結婚をしてお金に対する意識や責任感が高まり見直してみたら、固定費の無駄な部分など改めて気づく点がありました」

年収は額面で700万円、手取りで560万円ほどと、同年代の平均年収から見ると比較的高収入だ。しかし、家族4人、副業収入なしの一馬力で貯金するのはなかなか難しそうに見える。

生活費は手取り月収の約30万円でまかない、ボーナス(約200万)や住宅ローン控除による所得税の還付金(約40万)等の臨時収入をすべて貯蓄に回す形で家計運用している。年額にすると生活費360万、貯蓄200万強の内訳だ。臨時収入が多い年はさらに貯金額が増え、8年で2200万円貯めることに成功した(※資産2200万円には一部、投資によって増えた「含み益」を含む)。

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