4人家族、8年で2200万貯めた37歳「本気の投資法」 子どもがいながらできる「無理のない資産形成」

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一馬力の節約
今回もかんすけさん(写真右)にくらまがインタビューします(東洋経済オンライン編集部撮影)
結婚をきっかけに本格的な節約・貯蓄生活を始めて、8年間で2200万円の資産形成を達成した、会社員のかんすけさん(37歳)。現在は専業主婦の妻と子ども2人の4人家族で生活しており、ブログ「倹約家パパの資産形成術」では節約や貯金、投資情報を日々発信している。
前回の記事では、かんすけさんが節約を始めたきっかけや具体的な節約方法、マイホーム購入について紹介した。今回は、夫婦でどのように節約や貯金の目的共有をしてモチベーションを保っているのか、そして具体的な資産運用方法について話を聞いていきたい。
節約に成功し、人生が豊かになったという「倹者」にインタビューをする本連載。今回も、節約系YouTuberのくらま(「倹者の流儀」)が話を聞きます。
(前回記事:4人家族で2200万貯めた会社員「一馬力の節約術」

家計は「お金管理が得意な人」が管理

家計の管理は、かんすけさんが中心に行っている。支出はクレジットカードで管理。かんすけさんが本カード、妻が家族カードを持ち、毎月のさまざまな支払いは基本的にカードで行う。家計簿アプリと連携させ、お金の流れがすべてデータとして記録されるので、それを見て月の項目ごとの支出を把握している。

「私のほうがお金の管理が得意だったので、自然と私がやることになりました。妻とは月に1回、家計について話す機会を設けて、その月のお金の出入りが具体的にどのくらいだったか話をしています。

私も妻もさほど無駄遣いをするタイプではなく、お互い節度を持ってお金を使えているので、お金の使い道で揉めることはないです。もしこの月は使いすぎたな……ということがあれば、改善点を話し合うこともあります。夫婦それぞれの性格やライフスタイルに応じていろんなやり方があると思いますが、わが家はこのやり方でうまくいっています」

夫婦ともお小遣い制ではなく、基本的に好きに使っているという。それでも夫婦のお金の使い方や価値観が似ていて、意識を共有できているため、問題になることはない。お金の価値観をすり合わせておくのは、円滑な家計運営の秘訣なのかもしれない。

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