4人家族で2200万貯めた会社員「一馬力の節約術」 簡単5ステップを実践すれば誰でも貯金できる

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③ 携帯を大手キャリアから格安SIMへ変更 

携帯代を見直して、大手キャリアから格安SIMに変更。一人月7000円、夫婦で月1万4000円ぐらいかかっていた携帯代が、一人月1000~2000円、夫婦で月2000~4000円と大きく節約できた。年間にすると10万円強の節約であり、家族旅行に行けてしまうくらいの金額だ。

見直した固定費
ほかにかんすけさんが見直した固定費。年間90万円以上もの節約に成功した(図表:「倹約家パパの資産形成術」より)

「子どもの頃に家族割で加入していた大手キャリアを、社会人になって再検討することなくそのまま継続していました。乗り換える前は通信や利用に不便がないか不安でしたが、実際に使ってみると何も問題なく、むしろなんで早く乗り換えなかったんだろうと思いました」

毎月のテレビ代も、戸建てに引っ越したタイミングで見直し。アンテナを付けてケーブルテレビをやめたことで月々2500円、年間3万円の節約になった。NHK受信料は、衛星契約を地上契約に変更して年間1万円の節約になった。

無理なく快適にできる方法を探す

④ 外食を減らして自炊中心に

上の子どもが食べ盛りになってきた頃を機に、月に4回ほどしていた外食を月1回に減らして、自炊中心の生活に切り替えた。一度の外食で3000円くらいかかっていたので、月9000円、年間10万円の節約になった。

さらに、出かけるときはお昼ご飯を食べてから外出、もしくはお弁当を持っていき、飲み物は水筒を持参することを習慣にした。

「家族旅行に出かけるときも、初日のお昼はお弁当にしています。これは無理をしているというよりも、旅先だと夕飯がボリュームたっぷりになることが多いので、お昼を控えめにして調整しているところもあります」

自炊中心の生活に取り組むにあたっては、無理せず続けられるように調理家電を導入した。簡単にバリエーション豊かな料理を調理できる便利家電を購入したことで、家事や育児に忙しい時もずっと台所に立つ必要がなくなり、火を使わないので安全面から見てもメリットが大きかった。

「料理はおいしくできるので、外食しなくても満足度は高いです。時短にもなり、調理中に子どもの世話など別のことをできるのでいいこと尽くしでした。私が購入したのは『ヘルシオ ホットクック』で、5万~6万円くらいしましたが、外食費の年10万円の節約効果を思えばすぐに取り返せます。いい投資でした」

食事は毎日のことである。だからこそ、無理なく快適に自炊ができる体制をつくったことが、外食費削減に大きく貢献したようだ。

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