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ライフ #首都圏、住むとちょっといい街

商店街側も「問題がないとは言えない状況」と漏らすが…外国人が激増する「多国籍タウン」の実情と、押し寄せる再開発の波

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銀座の有名店でコックをやっていただけあって、料理の味にも定評がある。特に人気なのがオムライスなのだそう。

「あとは、手作りのババロアもよく出ますね。開店当時からの常連さんも多くて、親子三代で使ってくれるお客さんもいますよ。最近はインスタでうちを知ってくれる人も増えているね。こないだなんか鹿児島から来たって人もいました。

この街の良さですか。やっぱり人付き合いじゃないかな。下町でしょ、昔っからの人が多いから、助け合う気持ちが残ってて、そういう常連さんに支えられています」(高橋さん)

外国人が多く住む街で生まれる軋轢

赤茄子(とまと)を出て、さらに街を散策する。まっすぐ続くルミエール商店街からは、魚の骨のように左右に街路が伸びている。

この街のすごいところは、その多くの通りに「新小岩一番通り新和会」「新小岩松島通り会」「東栄信金通り」「新小岩栄通り会」などの名がついていて、どこもそれなりににぎわっていることだ。街の底力を感じる。

レトロ感満載の赤茄子(とまと)の店内(筆者撮影)

しばらく散策したのち、いったん新小岩駅まで戻ってみた。選挙期間なだけあって、さっきまでとは違う政党の候補者が街宣活動を行っていた。この人も、外国人問題を中心に危機感を訴えていた。

今回の選挙では、外国人との付き合い方を争点にした政党が目立つので仕方ないが、新小岩には中国、インド、ベトナム、タイ、パキスタン、フィリピンなどなどさまざまな国の店がある。

つまり、外国人の多い街なのである。街宣車は、そうした街を狙って外国人問題を訴えに来ているのだろうか、と勘ぐりたくなった。

私は政治思想というものに疎く、これといった支持政党もない。ならば「無党派」か、と詰められれば答えに窮する。正直なところ、各党の主張を理解していないので、「無党」に「派」をつけるほどの思想の足場がない。政治に関して完全な無知なのだが、選挙期間中はそれでも少し気になる。

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