週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

生成AI導入で効率化しているのに"儲からない"のはなぜ? 意外と多い「自己満足の落とし穴」3つのパターン。「重要なのはAIそのものではない」

7分で読める
  • 横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長
2/4 PAGES
3/4 PAGES

コストを削減するには、経費に着目する必要がある。しかし、すでに存在するものの削減は難しい。

・人件費

・設備費

・システム維持費

ただし、これらを新たに追加するときには、意識して抑制できるかもしれない。

「10人採用するのを、7人にしよう」

「この設備を導入するのを控えよう」

「このシステムの更新はやめよう」

こういった具合に、である。

新たに発生しそうなコストを減らすことで、利益アップにつながる可能性がある。いずれにしても、かなり意識して執り行うべきだ。

一方、売り上げアップするためには、削減した「時間」「労力」を売り上げに関わる活動に再投資していく必要がある。

・顧客接触の回数アップ

・キーパーソンとの接触数アップ

・提案力アップのための取り組み

・マーケティング活動の拡充

AIを活用することで、これらの活動の量と質が自動的に増えるわけではない。だから意識して取り組む必要がある

組織の「活性化」という言い訳

「でも、AI導入で組織は活性化しました」

こう反論する経営者もいる。確かに勉強会は盛り上がり、社員のモチベーションは上がったかもしれない。

しかし、それが目的なら最初からそう言うべきだ。「売り上げは上がらないが、組織活性化のためにAIを導入する」と。

次ページが続きます:
【設定すべき「指標」とは?】

4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象