ここまで来た!先端AIで劇的に変わる「保険業務」 第一生命はAIアバター、住友生命は質問コンテスト

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AIを活用して保険業務を効率化する動きが増えている(写真:Adobe Stock)
生命保険会社、損害保険会社問わず、「社会課題解決」が大きなテーマになっている。「週刊東洋経済」の臨時増刊「生保・損保特集号」は、保険会社の生き残りの条件となった社会課題解決への各社の取り組みをリポート。
さらに各社トップへのインタビューや、資産形成サービス、ヘルスケア、AI・テクノロジーなど最新の動きも網羅した。ここでは生損保各社におけるテクノロジー活用の最新動向を紹介する。

対話型AIアバターを活用

週刊東洋経済臨時増刊 生保・損保特集 2024年版
『週刊東洋経済臨時増刊 生保・損保特集 2024年版』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

第一生命で試行中なのがAI集約型フレームワーク「デジタルバディ」と、対話型アバターのデジタルアシスタント「ICHI」(いち)だ。デジタルを活用して顧客に対する提案力を強化し、顧客との接点で満足度を高めるのが狙い。

前者は2026年度中の本格展開を目指して全国8拠点で試行中、後者は今年度下期でのビジネス検証の結果を受けて、実装のメドを検討する。

デジタルバディは営業職員の業務を支援するソリューション。営業職員は顧客と対面し、端末でAIアバターを使って会話する。音声録音に同意した顧客との会話はテキスト保存される。

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