ちなみに、2025年5月のアメリカ国内でのマツダ車のモデル別販売台数は、多い順にCX-5(9501台)、CX-50(7188台)、CX-30(4329台)、CX-90(4046台)、マツダ3(2453台)、CX-70(1065台)、そしてMX-5 ミアタ(ロードスター)(355台)と続く。
マツダの未来に向けたチャレンジ
最後に、今回の防府工場視察で意見交換した4人の生産技術関係者のコメントを紹介したい。

筆者からの問いかけは「(マツダにとって)夢の自動車工場、未来の自動車工場の(個人的な)イメージは?」だ。以下、回答順に記載する。
お客様のためにクルマを作ることに、社員がワクワクすること。お客様の顔を思い浮かべながら仕事を一生懸命していきたい。
お客様を起点として、本当に喜んでもらえるクルマに集約し、事業を成長させること。
お客様、お取引様、そして地域の皆様に、本当に喜んでいただけるものづくりにチャレンジして、社員が笑顔になること。
元気な工場にしたい。その結果、ステークホルダーなど周囲の人にも元気を与えることができる。また今後、自動化やAI導入などが進んでも、(最終的には)価値を創造するのは人だ。(そうした視点を)大事にする工場であり、会社であり続けたい。

マツダの未来に向けたチャレンジは、まだ始まったばかりだ。
EVシフトやトランプ関税など不確定要素も多い中で、どんな成果を出していくのか。今後の進捗をしっかりと見守っていきたい。
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