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「やっと見つかった本当に学びたいこと」ミス慶應準グランプリが高卒で働いていたワケ

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「ストレートで大学へ進むのとは異なり、社会を経験したからこそ得られた視点で学べたことは、自分にとってかけがえのない財産です。さまざまな経験を重ねてきたらこそ、今の環境に感謝しながら、納得感を持って人生を歩めていると感じています」

ミス慶應準グランプリ→28歳で再就職

大学に入ってからは、情報学を中心に、経営系や法律系などのさまざまな分野の授業をとって勉強を楽しんでいた土川さん。

一方でミス慶應コンテストにも出場し、準グランプリを獲得するなど輝かしい実績も残します。

ミス慶應準グランプリに輝いた時(写真:土川さん提供)

そうした日々の中で、プログラミングや数学的思考を活かした会社に進みたいと思い、今年4月に28歳で再就職しました。

現在は就職した企業でエンジニア・データサイエンティストとして活躍する傍ら、自らのようにさまざまなバックグラウンドを持ち、苦難を乗り越えて生きてきた方々の人生を紹介するWebサイト「Life Compass」を運営しています。

このサイトは、かつて社会人を経て慶應に入った土川さんの想いが投影されていて、「誰かの人生をちょっと照らすような道しるべになれたら」という気持ちで、さまざまな方の経験を聞き、自分の経験やスキルを活かして、より多くの人が自分らしい選択をできるようなきっかけを届けたいという想いを持って運営しています。

Life Compassのインタビュー時の様子(写真:土川さん提供)

「大学に進学してからは、自分のこれまでの経験と向き合い、それを言葉にする機会が増えました。自分の人生をあらためて見つめ直す、かけがえのない時間だったと思います。

また、発信を始めたことで、自分の経験が誰かの役に立てると実感できたのも、大きな変化でした。だからこそこれからも、多くの方にインタビューをして、その人の人生や想いを言葉にして届けていきたいと思っています。

高校卒業後はつらかったこともたくさんありましたが、そんな道のりを歩んできたからこそ、少しのことでは動じない強さが身についたと感じています。若いうちに”舗装されていない道”を選び、試行錯誤の連続だったからこそ、その経験が、今の自分を支える確かな土台になっています」

若い時期を経て、どっしりと構えて物事に対処できるようになった土川さん。高卒で就職したことも、6年遅れで大学に入ったことも、周囲に流されずに自身の意思で選んできた彼女だからこそ、今、自分の人生を生きる上で大きな自信として昇華できているのだと思いました。

土川さんの教訓:人と違う選択を経験し、向き合ってきたことが、人間としての強さを形作る

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