浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は高校で1浪したのち、大学受験でも1浪して京都大学に合格したものの辞退。その後3浪で国立大学の薬学部に入ったものの、中退。さらに旧帝大の医学部を目指して再受験するも、惜しくも合格が叶わず上京し、2年間会社員を続けた後、30歳で早稲田大学人間科学部に入り直したけいぜと(仮名)さんにお話を伺いました。
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高校と大学で浪人を経験
今回お話をお伺いしたけいぜと(仮名)さんは、高校受験・大学受験でそれぞれ浪人を経験しました。大学も中退し、再受験を経験しています。最後の受験を終えたとき、彼は30歳になっていました。
しかし、こうした度重なる浪人や再受験の経験は彼の意識を大きく変え、現在33歳で送っている大学生活を楽しめる要因になっているそうです。
はたして浪人生活は彼の人生をどう変えたのか、紆余曲折を経た現在の彼の人生観に迫っていきたいと思います。
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