コロナ禍を契機として「リモートワーク」が普及し、毎日出社しなくてもいいビジネスパーソンが増えた。
ところがコロナ禍が明けると「揺り戻し」が訪れ、「リモートワークが許されるのは週に3日だけ」とか、「完全リアル出社」という会社も増えている。
そうなると都会から離れることはできないし、一度は「トカイナカ」に引っ越したという人もまた都会に戻らなければならないだろう。
「ベーシックインカム」なら、トカイナカで生活できる
また「トカイナカ生活」を始めても、現金を出して買わなければいけない食物や生活必需品もある。税金や社会保険料なども併せて考えれば、家族で10万円程度のお金はかかる。
つまりはそれだけの現金を稼ぐ「生業」がないと、「トカイナカ」で生活できないということになる。
その状況を考えたら、これを一挙に解決するのは「ベーシックインカム」の導入しかない。
毎月5万円の支給があったら4人家族で20万円。6万円の支給なら毎月24万円。
これだけあればトカイナカならば生活できるし、多くの若者たちが都会を捨てて「トカイナカ生活」に飛び込めます。(98ページより)
その結果、さまざまなデメリットを容認せざるを得ない都会の生活で失った生きがいを取り戻すことができ、人間らしい生活ができるということである。
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