藤原美智子流・一生モノの「正しい眉の描き方」。大人メイクの正解は“流行より定番”+基本の3ステップ《年齢別メイクの見直し術》

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メイクする藤原さん
藤原美智子さん宅のバスルームの鏡は「女優ライト」風。ブルーの光とオレンジの電球を交互に配置して、ちょうどいい"光" にしているとか(写真:『何歳からでも輝ける秘訣』)
64歳で42年間のヘア&メイクアップアーティスト人生に終止符を打った藤原美智子さん。現在は、女性のライフスタイル全般を提案するビューティ・ライフスタイルデザイナーとして活躍しています。
現在67歳。「年齢を重ねるほど自分がやりたいこと、求めていることが明確になり、迷いがなくなるぶん、物事がシンプルになり実行しやすくなる」と語る藤原さんが今、実践していること、考えていることを藤原さんの著書『何歳からでも輝ける秘訣』より一部を抜粋、再編集してお届けします。
【前の記事】67歳の藤原美智子さんが"夢中"になっていること

大人の流行のつき合い方、変わらないメイクの基本

持論に「年齢を重ねるたびにメイクの流行と定番の比率を変える」というものがあります。

肌にハリがある30代までなら、流行は好きなように取り入れてもかまわないでしょう。でも、40代ならば流行は4割、自分らしさを表す定番は6割に。そして50代は流行3割、定番7割。60代は流行2割、定番8割というようにメイクの比率を変えましょう、ということです。

もちろん比率は人によって多少変わりますが、年齢を重ねるごとにメイクの流行の割合は減らしたほうが、大人の女性は無理のない美しさになると考えています。

本当は「年齢を気にすることなく、自分がしたいようにメイクを楽しみましょう」と言いたいところですが、メイクにおいては、それは危険な行為。流行をやみくもに取り入れても美しくならないばかりか、品がなく見えてしまったり、「がんばっている感」が漂ってしまったりします。

あるいは上手に取り入れなければ、若々しさよりも逆に年齢が目立ってしまうことにもなりかねません。

流行に関しては若い人のまねをしたり、お嬢さんの「これがはやっているのよ」の言葉に安易に乗ったりしないほうが無難。自身の1世代くらい下の年齢層をターゲットにした女性誌を参考にすると、ほどよい流行の情報を得られるのではないでしょうか。

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