藤原美智子流・一生モノの「正しい眉の描き方」。大人メイクの正解は“流行より定番”+基本の3ステップ《年齢別メイクの見直し術》

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ペンシルで描いたあと、ぼかすことも重要なプロセスの一つ。それによって眉の印象をコントロールすることができます

スクリューブラシを眉のアウトライン上に軽く当て、ラインと平行にブラシを軽く短めに動かすと、自然な感じにぼかすことができます。

そして、ぼかす回数を多くすると、より自然に。回数を減らすとシャープな印象になります。よりやわらかな印象にしたいときは、綿棒で眉頭の先端と底辺のアウトラインを軽くなぞってぼかしてみてください。

眉のぼかし方
ブラシでぼかすのは眉頭から眉山の上側、そして眉頭の底辺と先端。それ以外はぼかす必要はありません(写真:『何歳からでも輝ける秘訣』)

気をつけてほしいのは、ぼかすのはアウトラインのみということです。眉の内側は触らない。これも大事なポイントです。内側を触ってしまうと、せっかく描いた眉もまだらになってしまうだけです。「余計なことをしない」というのは眉だけではなく、メイク全般にもいえる大切なことです。

「あっ、いいかも!」を見つけてみて

このように眉は「なんとなく」とか「適当に」描いても、満足する眉に仕上げられるようにはなりません。一度、鏡に向かって、前述の事柄に注意しながら練習してみてください。

何歳からでも輝ける秘訣
『何歳からでも輝ける秘訣』(主婦の友社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

最初はそれまでのくせが抜けず、面倒に感じたり、イライラしたりするかもしれません。でも慣れるときは必ずきます。その頃には自分の気に入る眉を簡単に手早く描けるようになっているはず。

そして少し太めに、少し長めに、あるいは少し短めにといった応用である流行の眉も描けるようになっていることでしょう。

このように「少し」を意識しながらメイクしていって、自分で「あっ、いいかも!」と心が動いた瞬間を見逃さないことも大切。それがあなたに似合う自分らしさの落としどころです。

藤原 美智子 ビューティ・ライフスタイルデザイナー

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ふじわら みちこ / Michiko Fujiwara

多くの雑誌や広告撮影のヘアメイクで活躍後、2022年に引退。現在は、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演等で幅広く活躍。食や健康、ファッション、ライフスタイル、内面の磨き方などを提案している。『LIFE IS BEAUTY~美しく幸せに生きるための逆算思考』(集英社)、『新しい口紅は寝る前に試す』(講談社)、『美の宿るところ』(幻冬舎)ほか、多数の著書がある。2017年から、ライフスタイル全般から美しさを提案するブランド「MICHIKO.LIFE」のプロデューサーを務める。

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